堺まち文化

− 提案 −


堺“おもてなし”コミュニティ

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SAKAI賞「麗し千客万来の都市・堺」提案応募要旨(平成16年5月) 





 
 堺の“都市魅力”とは、市民が誇りを持って住み続けたいと思う街である事であり、その“思い”の表れとして市民自らが堺の独自の“都市魅力”を発見し、創造的に再生、活用して堺のイメージ・アップを図る活動につながることが出来れば申し分ないことだと思います。魅力情報発信
 つまり、心を込めて来訪者をもてなすほどに「住み続けたいまち」であり、その“もてなしが”来訪者をして真に「訪れたいまち」であると思わせることになることでしょう。この好循環の実現が、「麗しの千客万来の都市・堺」を目指す堺市に課せられた戦略だと考えます。
 これら好循環の達成は、「求める側」と「もてなす側」の間に効率よく、適切に良質の生きた魅力情報をマッチングさせることが重要です。 
 近年、堺市では、「賑わいのあるまちに向けて」様々な調査検討がなされ、その方向付けがまとめられております。
 さらに、堺市の観光行政の一環として外郭団体である(社)堺観光コンベンション協会では、ビジター・ガイド関連資料を整備し、充実させていますが、内外への戦略的なプレゼンテーションの点では必ずしも十分とは言えないように思えます。
 官民一体となって国内はもとより中国、韓国、ヨーロッパなど歴史的に深く関わりのあった海外の国々に向けて堺の“都市魅力”のセールス・プレゼンテーションを行うことが必要であり、多面的な自由度と経済性のバランスをもった対応が不可欠です。
 その為に、民間が主体性を発揮して取り組むことが望ましく、その中核として堺商工会議所が機能し、集客に関わる市民事業を支援し、堺の都市魅力情報を総括的に発信、発行する“都市魅力”情報総括機関「堺“おもてなし”コミュニティ」を構築して運営することを提案します。
 “都市魅力”情報総括機関「堺“おもてなし”コミュニティ」の事業体系を示し(図1)、事業収支および施策を例示しました(表1)。千客万来
 「堺“おもてなし”コミュニティ」は、堺市、民間および市民団体など3セクターからなる運営委員会を併設し、協働、支援体制を組んで、堺の都市魅力総合企画、情報総括、市民事業支援など協働して取り組む仕組みとします。
 堺市および民間からの助成金・協賛金を当初資金とし、経常的には、HP広告収入と堺市から都市魅力広報誌「グラフさかい『View』」の発行を受託、基幹情報誌として育成し、さらに関連する図書類の発行拠点として国内外に広く堺の魅力情報を提供し、戦略的な情報機関として機能することを提案趣旨としております。

 “おもてなし”コミュニティ

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