浄土真宗本願寺派 恵日山真光寺 行事記録

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<目次>
・本堂落慶法要
 
平成21年3月21日
本堂平成大修復

 平成20年6月28日
花まつり
 平成19年4月8日
本願寺堺別院参拝旅行
 平成18年10月25日
亀山御坊本徳寺参拝
 平成16年10月12日





浄土真宗 本願寺派 本願寺(西本願寺)

右より 御影堂((1636年再建・重要文化財)    阿弥陀堂(1760年再建・重要文化財)

               御影堂 内陣
 
         国宝 唐門                    平成23年5月12日(木)
                  
       落慶法要祝詞

                            平成21年3月21日(土)

 「本堂平成大修復」落慶法要に当たり、門信徒会を代表いたしまして一言ご祝詞を申しあげます。
 本日は、檀家の皆様および門信徒会の皆様のお陰をもちまして、さらには、当寺・ご住職・釈典雄様および坊守様と若院様方の多大なご尽力によりましてめでたく念願の落慶法要を迎えることができました。有難うございました。
 また、当初の調査、設計の段階からかれこれ2年間にわたる長期の期間中、安全第一を旨として滞りなく落慶法要にお導きいただきました株式会社大和社寺工営様ほか関係者の皆様には改めて厚く御礼申し上げます。有難うございました。

 解体の結果、当時の本堂移築の年は1783年、つまり今より226年前ということが分かりましたが、意外にも日頃聞きなれておりました梵鐘には、それを上回ること60年前、つまり1723年(286年前)に鋳造されたとの記録がありました。
 当・恵日山真光寺が門信徒会の私達により身近な存在としてお導きにあずかるようになりましたのは、先代・釈忠雄様が当寺を再興されてからとお聞きしておりますが、お寺そのものはそれよりもはるか昔より当地において多くの檀家の皆様をお導きになって来られていたことを思い起こしますと、本日の落慶法要が地域の皆様方および先代様のご家族の皆様を中心としてなし得ましたことは共にお慶びもひとしおのものがあることと思います。

 「歴史を未来へ!」とか、「歴史は未来のためにある!」と言われておりますが、ここ、恵日山真光寺におきましては、この「未来」とは、「此の地」のみならず「彼の地」、つまり、よく教えにあずかります「お浄土」を含めた未来ということであるかと考えております。
 今、そのことを学ばせていただいております「此の地」にて「仏説阿弥陀経」の教えにあります「倶會一処」、極楽浄土へ生れる願いを起し、浄土の仏・菩薩たちと倶(とも)に一つの処で出会うことが出来る本堂が、本日このように平成の大修復を無事に終え、落慶法要の日を迎えましたことはこの上ない喜びであるとともに感謝の念で一杯であります。
 改めまして、本日は皆様おめでとうございます。

                                  恵日山真光寺 門信徒会 会長 前田秀一
 

 
 
与謝野晶子(堺出身)歌碑
   
本願寺堺別院境内

劫初(ごうしょ)より
 作りいとなむ 殿堂に
  われも黄金の
        釘一つ打つ

「遠い遠い昔から、人々の築き上げてきた殿堂に私も小さな黄金の釘一つを打ちたい)




   奉納瓦(記名)


平成20年6月28日(土)
表白、読経、焼香
検地の儀 (棟梁による寸法検査の儀式) 片手を上げ 「よしっ!」の掛け声で絞める 
引き綱の儀 (工匠の合図で紅白の綱を引き棟木を上げる)
棟打ちの儀 (工匠式 口上に合わせて三度棟木を打つ)
挨拶 (建設委員長、住職、建築会社代表)

 第60回 花まつり
平成19年(仏歴2550年)4月8日(日)
 



天竺菩提樹 葉脈
 お釈迦様は、長い苦行の末、、一本の木下に静かに瞑想に座し、真の悟りを開き仏陀(ブッタ)となられました。
 その木が天竺菩提樹だったのです。

 お釈迦様は、今から2550年以上も前の4月8日、天竺(現・インド)の北の方にあるシャカ族の王子としてお生まれになりました。
 お釈迦様は、お生まれになるとすぐに七歩歩まれ、右手で天を左手で地を指さして「天上天下唯我独尊()」とおっしゃったと伝えられています。

*:この世の中で、みんなそれぞれにお互い自
   分というのは、かけがえのない尊い存在で
   あり、かけがいのない尊い命である

 お釈迦様がお生まれになられた時、天界の竜王が下界して、甘露の法雨を灌いだという伝承から、誕生物の頭に甘茶をかけるようになったといわれています。
 甘茶は、ユキノシタ科の落葉潅木で、アジサイの変種とされ、6月にアジサイに似た花をつけます。
 甘茶の葉を蒸して揉み、乾かしたもので甘みを有するので、4月8日の降誕会(花まつり)に甘露になぞらえて用いています。

 「人生50年」といわれて久しく、今、私達は「人生80年」の時代に生かされようとしております。
 このたび、恵日山 真光寺にて第60回の「花まつり」を執り行うことが出来ますことは、人生をつなぎ合わせた歴史的な行事であり、そこにつながれた念仏の心は大変意義深く、歴代のご住職様をはじめ門信徒の皆様のお陰とお慶び申し上げます。
 私達は、日頃、親鸞聖人のお導きによりお釈迦様の教えに触れさせていただいております。本日、お釈迦様のお誕生のお祝いを通して、この世に“いのち”を授かったことを共に喜びたいと思います。
 そして、この機会に、私たち一人一人が、その“いのち”のあり方に合わせて阿弥陀様の世界に生かされ、お導きいただける幸せを今一度噛み締め、さらに、個々に意義ある人生へと輝いて参りたいと念じております。                           
                                                                              合 掌

                                                      恵日山 真光寺 門信徒会会長 前田秀一


ギター弾き語り法話
浄土真宗大谷派僧侶
鈴木君代さん

      「私と小鳥とすずと」
                作詞 金子みすず
                作曲 鈴木君代
    わたしが両手をひろげても
    お空はちっともとべないが
    とべる小鳥はわたしのように
    地面をはやくは走れない
    わたしがからだをゆすっても
    きれいな音はでないけど
    あの鳴るすずはわたしのように
    たくさんな歌はしらないよ
    すずと 小鳥と それからわたし
    みんなちがって みんないい
<法話>
 誰もが自分らしくいられるように互いの違いを認め合おう。あなたのままでいい。

神戸女学院大学 Ensemble Fene'tre フルート演奏
アイネクライネ・ナハト・ムジーク、愛の挨拶、さくら、花、真紅のルビー、見上げてごらん夜の星を、サウンド・オブ・ミュージックより、ふるさと





「茶の湯」の大成 千利休
 中世 堺の商人・茶人




宝永4年(1707年) 堺絵図(1689年「堺大絵図」参照識別表示) 福島雅蔵;『堺の町探訪』(堺市博物館)
本願寺堺別院
日蓮宗 妙国寺(1582年本能寺の変発生の日、徳川家康宿泊滞在の寺) 天然記念物・大蘇鉄見学
打ち刃物ミュージアム(刃物会館) 「茶の湯」大成・千利休屋敷跡
中世の堺の茶人で商人・今井宗久・宗薫屋敷跡 曾呂利新左衛門碑利休の師・北向道陳の墓




鐘楼台 新撰組屯所
平成格天井画 おとき
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